Neolucanus insulicola insulicola
ヤエヤママルバネクワガタ(石垣島野底林道)原名亜種
飼育累代"F2"の幼虫4頭を入手。購入先は大型総合ペットショップ。当然魚類も多数販売されていますが、魚の方はこのように個体の素性が明記されたものは皆無。購入時2齢。写真(右)は3齢になった幼虫です。マルバネクワガタの幼虫には、赤枯材を材料したマルバネ用マットを使用すると好結果が得られるそうです。
メス2匹、オス2匹が羽化。晩夏に土の玉(繭)を造りその中で蛹化、秋に成虫が出て来ました。天然下と同じ季節です。卵から成虫迄、2年で1サイクル。
複眼が上と下に分かれています。魚で言うとヨツメウオの目を連想します。
右のオスの方が少し大顎が長い。
上向きの歯があります。卵はマットに産むため産卵材は入れません。さて、産んでくれるでしょうか。クワガタ飼育の場合、累代に成功して「飼育が成功」と考える人が多いようです。
セットして2ヶ月、親虫が死んでから割り出しました。2ペアのうち片方から36頭の幼虫がとれました。もう一方は0です。
約9ヶ月、順調に成長しています。
先代のセットから2年、24匹の成虫が羽化しました。
幼虫が沢山とれています。いわゆる"F4"。
2年後、18匹の成虫が羽化しました(F4)。
1匹のみ、1年遅れて3年がかりで羽化しました。
標本。
Lucanid Beetles