Prosopocoilus savagei
サバゲノコギリクワガタ(カメルーン)

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アフリカ産のノコギリクワガタです。野生採集個体。この虫は飼育下では♂が♀を鋏み殺すことが多いため、大アゴを固定して♂♀同じケースで暫く飼育したあと、♂を他へ移しました。セットは日本産ノコギリクワガタとほぼ同じですが、こちらの累代はかなり難しいと感じています。

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割り出し。(左)卵。(右)初齢幼虫。採卵の成否は産卵材の質に大きく依存するように思います。

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幼虫はマットで成長します。

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蛹。(左)♀。(右)♂。

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新成虫。(いわゆるF1)♀の方が短期間で羽化します。

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♂の新成虫。長歯型が羽化しています。

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次の世代(F2)は約10頭が全て♀になってしまいました。

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上の世代(F2、全て♀)が羽化した時点でその上の世代(F1)の♂がまだ生きていましたので、F2 x F1 で累代しました。これをF3とします。今度は約20匹中3匹が♂でした。

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次の世代(F4)。7頭中最後に遅れて羽化した1個体のみが♂でした。

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さらに次の世代(F5)は約10匹が羽化し、♂は長歯型、短歯型の両方が出ました。

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また次の世代(F6)。約25頭が羽化しました。♂は長、中、短歯型がいます。

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その次の世代(F7)はかなり数が少なくなりました。♂1、♀4。


Lucanid Beetles