Prosopocoilus dissimilis
リュウキュウノコギリクワガタ
Prosopocoilus dissimilis リュウキュウノコギリクワガタには、P. d. dissimilis アマミノコギリ(原名亜種)、P. d. elegans トカラノコギリ、P. d. makinoi トクノシマノコギリ、P. d. okinoerabuanu オキノエラブノコギリ、P. d. okinawanus オキナワノコギリ、P. d. kumejimaensis クメジマノコギリの亜種があります。地理的な分布による形態や生態の差異には魚類の場合と同じく興味がもたれます。
Prosopocoilus dissimilis dissimilis アマミノコギリクワガタ(大島郡瀬戸内町高知山)原名亜種
(左)幼虫で入手。もちろん飼育累代個体(いわゆるWDF1)。(右)♀の蛹。
5頭中4頭が♀になりました。全て羽化後1年間休眠しています。
長歯型の♂も羽化しています。
マットのみのセットで産卵しました。
1年で羽化(WDF2)、その夏の終わりには多くの個体が活動を初めてしまいました。セットすると秋に産卵しました。
こちらは1年休眠して翌夏に活動を始めた個体。
次の世代(F3)は2ペア羽化。親虫は上の羽化した年に活動を始めたものですが、こちらは羽化後1年間休眠しました。
Prosopocoilus dissimilis elegans トカラノコギリクワガタ(鹿児島県トカラ列島中之島)
(左)幼虫で入手。もちろん飼育累代個体(いわゆるF3)。(右)5月に蛹化しました。
♀を見るだけでも本土のノコギリクワガタとは別種であることに納得出来ます。♀も亜種名の通り奇麗です。幼虫4頭を購入していましたが全て♀。しかも羽化した年の7月には活動を始めてしまいました。どうしましょうか。
Prosopocoilus dissimilis okinoerabuanu オキノエラブノコギリクワガタ(沖永良部島和泊町)
(左)幼虫で入手。もちろん飼育累代個体(いわゆるWDF1)。(右)成長した幼虫。
(左)♀の蛹。(右)4頭全て♀でした。
赤っぽいのと黒っぽいのがいます。
Lucanid Beetles